FumioBlog(ビジネス/読書)

ビジネスやプログラミング等の学んだことのアウトプットを目的に記事にしています

所感_Youtuberの炎上に思うこと(その1)

はじめに 暇な時間にYoutubeを見ています。所謂Youtuberといわれる方々も興味で見ています。 その中で炎上といわれる視聴者からの批判、非難に関して思うことをかきます。 道義・倫理に反している いわゆるドッキリ系の動画がこれに当たる場合があります。タ…

要約・気づき_日本企業のサプライチェーン戦略を再構築する(BCG内田氏記事)

はじめに ハーバードビジネスレビュー2020年12月号の記事である「日本企業のサプライチェーン戦略を再構築する」についての要約と気づきです。 www.dhbr.net 要約 所感 企業ガバナンスとデジタル化 グローバル企業では個人の職務範囲が厳格に規定され…

気づき:デジタルテクノロジーと国際政治の力学(著者:塩野誠)その2

はじめに 経営共創基盤のマネージングディレクターである塩野誠さんの新著「デジタルテクノロジーと国際政治の力学」を読んで興味深かった点、気づきをまとめます。 デジタルテクノロジーと国際政治の力学 (NewsPicksパブリッシング)作者:塩野誠発売日: 2020…

企業戦略論第五章「企業の強みと弱み」要約:バーニー著

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第五章「企業の強みと弱み」の前半部分についてまとめます。 要約 企業の強み・弱みに関する従来研究 経営の外部環境に関する分析はSCP(構造、行動、パフォーマンス)モデルによって行うことができます。一方、…

感想、気づき:サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ氏)その1

はじめに 前から気になっていた本を読み始めました。印象的だった内容をまとめます。 サピエンス全史(上) 試し読み増量版 文明の構造と人類の幸福作者:ユヴァル・ノア・ハラリ発売日: 2016/09/16メディア: Kindle版 読んで心に響いた点、気付きについてま…

気づき:DXの神髄(著者:安部慶喜氏、柳剛洋氏)

はじめに アビームコンサルティング社より出版されたDXの神髄(著者:安部慶喜氏、柳剛洋氏)を読んだ気づきです。 DXの真髄 日本企業が変革すべき21の習慣病作者:安部 慶喜,柳 剛洋発売日: 2020/10/15メディア: Kindle版 要約 気づき 本著はDX(デジタルトラ…

気づき:デジタルテクノロジーと国際政治の力学(著者:塩野誠)その1

はじめに 経営共創基盤のマネージングディレクターである塩野誠さんの新著「デジタルテクノロジーと国際政治の力学」を読んで興味深かった点、気づきをまとめます。 デジタルテクノロジーと国際政治の力学 (NewsPicksパブリッシング)作者:塩野誠発売日: 2020…

気づき:世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか(著者:塩野誠氏)

はじめに 経営共創基盤のマネージングディレクターである塩野誠さんの著書「世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか」を読んだ気づきについてまとめます。 世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか?作者:塩野 誠発売日: 2015/03/21メデ…

企業戦略論第八章「製品差別化」要約:バーニー著 (前半部分)

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第八章「製品差別化」の前半部分についてまとめます。 製品差別化の定義 製品差別化とは、市場が認知する他社の製品・サービスの価値に対して、自社の製品・サービスの認知上の価値を増大させることにより、企業が競…

企業戦略論第四章「機会の分析」要約:バーニー著 (後半部分)

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第四章「機会の分析」の後半部分についてまとめます。 ネットワーク型業界での機会 著者らは、製品やサービスの価値が少なくとも部分的に、それらの製品やサービスの販売量そのものによって影響を受ける場合、そのよ…

企業戦略論第四章「機会の分析」要約:バーニー著 (前半部分)

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第四章「機会の分析」についてまとめます。 要約 業界構造と機会 本章では、経営環境における「脅威」に変わって機会を分析するフレームワークを提示します。 SCPの理論では、外部環境に存在する機会を理解する一…

企業戦略論第三章「脅威の分析」要約:バーニー著 その2

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第三章「脅威の分析」の後半部分についてまとめます。 競合の脅威 ポーターによって指摘された第2の脅威は、互いに直接競合する企業間の競争の激しさについてです。自動車についてはかつてGMにとってのライバルは…

「挫折力」冨山和彦氏を読んだ所感

はじめに 冨山和彦氏の著書:挫折力を読んだ所感をまとめます。 挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)作者:冨山和彦発売日: 2011/04/29メディア: Kindle版 概要としては下記です。 ・挫折こそが成長への近道 ・ストレス耐性を高め、挫折と…

企業戦略論第三章「脅威の分析」要約:バーニー著

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第三章の脅威の分析についてまとめます。 要約 SCPモデル 1930年代、経済学者によって「企業の置かれた環境、企業行動、企業パフォーマンス」という3つの要素の関係を理解する方法論の研究が始められました。 この研…

企業戦略論第二章「パフォーマンスとは何か」要約:バーニー著

はじめに バーニー著企業戦略論の第二章「パフォーマンスと何か」の要約です。 要約 戦略とパフォーマンスの関係 著者はパフォーマンスを「企業が期待されているだけの価値を生み出すことができるかどうか」と定義しています。 つまり、企業が所有する経営資…

企業戦略論第一章「戦略とは何か」要約:バーニー著

はじめに 企業戦略論として有名なバーニー氏の著書「企業戦略論」の第一章についてのまとめです。 要約 戦略の定義 ビジネスにおける戦略の定義は人によってさまざまあります。本著のおいては「いかに競争に成功するか、ということに関して一企業が持つ理論…

Youtuberの低評価率増加にみるソーシャルアバターの重要性

はじめに 私自身がInstagramやブログ等で情報発信を始めてから、発信者がSNS上でどう見られているかについて注意深く気にするようになりました。 人気となったYoutuberやタレントが失言や炎上事案によって世間的に叩かれるケースがあります。このケースをよ…

マッキンゼー編「企業価値評価」の内容(第2章:企業価値不変の法則)

はじめに 今回はコンサルティング会社であるマッキンゼー社がまとめた「企業価値評価」について、読んだ内容をまとめます。今回は第2章についてです。 企業価値不変の法則 「キャッシュフローが変わらなければ、企業価値が変わらないこと」を企業価値不変の…

マッキンゼー編「企業価値評価」の内容(株主資本と社会的問題、本書の目的)

はじめに 今回はコンサルティング会社であるマッキンゼー社がまとめた「企業価値評価」について、読んだ内容をまとめます。今回は第1章についてです。 企業価値評価 第6版[上]――バリュエーションの理論と実践【CD-ROM無し】作者:マッキンゼー・アンド・カンパ…

大前研一著:「企業参謀」の内容と気づき(ポートフォリオ管理、製品・市場戦略)

はじめに 経営関係について学んでいます。今回は大前研一氏の企業参謀を読んでおり、その内容をまとめます。 [新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か作者:大前 研一発売日: 2013/02/04メディア: Kindle版 製品系列のポートフォリオ管理 1960年代中ごろに…

大前研一著:「企業参謀」の内容と気づき(イシューツリー、中期経営計画)

はじめに 経営関係について学んでいます。今回は大前研一氏の企業参謀を読んでおり、その内容をまとめます。 [新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か作者:大前 研一発売日: 2013/02/04メディア: Kindle版 イシューツリー 大きな問題点(イシュー)を提示し、…

気づき_コーポレート・トランスフォーメーション を読んで(その4:固定費改革、ROIC経営)

はじめに 今回も冨山和彦氏の本「コーポレートトランスフォーメーション」を読んだ気づき、内容をまとめます。 コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)作者:冨山 和彦発売日: 2020/06/12メディア: Kindle版 CX手段:…

マクロ経済学についてまとめ(GDP編)

はじめに 今回は下記本を読んだ内容を簡単にまとめます。 スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編作者:ティモシー・テイラー,池上彰発売日: 2013/07/26メディア: Kindle版 GDP(国内総生産について) GDP(Gross Domestic Product)は日本語では国…

ファイナンス学び編(IRR/NPVに関して)

はじめに 製造業で働く中で、設備投資は利益拡大に必要な手段です。投資の判断基準となるIRR/NPVについてまとめます。参考資料は下記です。 ビジネススクールで身につける ファイナンスと事業数値化力―ポケットMBA〈6〉 (日経ビジネス人文庫)作…

気づき_両利きの経営を読んで(その2:イノベーションストリーム)

はじめに 今回も、スタンドフォード大学のオライリー氏らの著書である両利きの経営の内容及び気づきをまとめます。 両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く作者:チャールズ・A・オライリー,マイケル・L・タッシュマン発売日: 2019/02/15メディア…

気づき_両利きの経営を読んで(その1:探索と深化)

はじめに 今回は、スタンドフォード大学のオライリー氏らの著書である両利きの経営の内容及び気づきをまとめます。 両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く作者:チャールズ・A・オライリー,マイケル・L・タッシュマン発売日: 2019/02/15メディア…

気づき_コロナショックサバイバルを読んで(その1)

はじめに 冨山和彦氏の著書「コロナショックサバイバル」を読んだ気づきをまとめます。 コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画 (文春e-book)作者:冨山 和彦発売日: 2020/04/30メディア: Kindle版 経済重篤化の流れ 昨今のコロナショックと10年前に起…

気づき_コーポレート・トランスフォーメーション を読んで(その3)

はじめに 今回も冨山和彦氏の本「コーポレートトランスフォーメーション」を読んだ気づき、内容をまとめます。また、経理に関する内容については、こちらを参考にしました。 図解! 製造業の管理会計入門作者:吉川 武文発売日: 2017/09/15メディア: 単行本 事…

気づき_コーポレート・トランスフォーメーション を読んで(その2)

はじめに 前回に引き続き冨山和彦氏の「コーポレートトランスフォーメーション」を読んだ内容の気付きを書きます。 スマイルカーブについて ある製品のバリューチェーン全体をみたときに、川上(企画・設計・部品)と川下(販売メンテナンス)側の利幅が厚く…

気づき_コーポレート・トランスフォーメーション を読んで(その1)

はじめに 冨山和彦氏の著書「コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える」を読んだ感想と気づきについてまとめます。 日本的経営の要素 著者が挙げている日本的経営の要素は下記です。 ①人事組織管理:同質性、閉鎖性、固定制 ・終身…