FumioBlog(ビジネス/読書)

ビジネスやプログラミング等の学んだことのアウトプットを目的に記事にしています

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

企業戦略論第三章「脅威の分析」要約:バーニー著

はじめに バーニー著の企業戦略論のうち、第三章の脅威の分析についてまとめます。 要約 SCPモデル 1930年代、経済学者によって「企業の置かれた環境、企業行動、企業パフォーマンス」という3つの要素の関係を理解する方法論の研究が始められました。 この研…

企業戦略論第二章「パフォーマンスとは何か」要約:バーニー著

はじめに バーニー著企業戦略論の第二章「パフォーマンスと何か」の要約です。 要約 戦略とパフォーマンスの関係 著者はパフォーマンスを「企業が期待されているだけの価値を生み出すことができるかどうか」と定義しています。 つまり、企業が所有する経営資…

企業戦略論第一章「戦略とは何か」要約:バーニー著

はじめに 企業戦略論として有名なバーニー氏の著書「企業戦略論」の第一章についてのまとめです。 要約 戦略の定義 ビジネスにおける戦略の定義は人によってさまざまあります。本著のおいては「いかに競争に成功するか、ということに関して一企業が持つ理論…

Youtuberの低評価率増加にみるソーシャルアバターの重要性

はじめに 私自身がInstagramやブログ等で情報発信を始めてから、発信者がSNS上でどう見られているかについて注意深く気にするようになりました。 人気となったYoutuberやタレントが失言や炎上事案によって世間的に叩かれるケースがあります。このケースをよ…

マッキンゼー編「企業価値評価」の内容(第2章:企業価値不変の法則)

はじめに 今回はコンサルティング会社であるマッキンゼー社がまとめた「企業価値評価」について、読んだ内容をまとめます。今回は第2章についてです。 企業価値不変の法則 「キャッシュフローが変わらなければ、企業価値が変わらないこと」を企業価値不変の…

マッキンゼー編「企業価値評価」の内容(株主資本と社会的問題、本書の目的)

はじめに 今回はコンサルティング会社であるマッキンゼー社がまとめた「企業価値評価」について、読んだ内容をまとめます。今回は第1章についてです。 企業価値評価 第6版[上]――バリュエーションの理論と実践【CD-ROM無し】作者:マッキンゼー・アンド・カンパ…

大前研一著:「企業参謀」の内容と気づき(ポートフォリオ管理、製品・市場戦略)

はじめに 経営関係について学んでいます。今回は大前研一氏の企業参謀を読んでおり、その内容をまとめます。 [新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か作者:大前 研一発売日: 2013/02/04メディア: Kindle版 製品系列のポートフォリオ管理 1960年代中ごろに…

大前研一著:「企業参謀」の内容と気づき(イシューツリー、中期経営計画)

はじめに 経営関係について学んでいます。今回は大前研一氏の企業参謀を読んでおり、その内容をまとめます。 [新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か作者:大前 研一発売日: 2013/02/04メディア: Kindle版 イシューツリー 大きな問題点(イシュー)を提示し、…

気づき_コーポレート・トランスフォーメーション を読んで(その4:固定費改革、ROIC経営)

はじめに 今回も冨山和彦氏の本「コーポレートトランスフォーメーション」を読んだ気づき、内容をまとめます。 コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)作者:冨山 和彦発売日: 2020/06/12メディア: Kindle版 CX手段:…